遠くのものを近くで見たい!あると便利な双眼鏡のよくある疑問を詳しく解決

こちらのサイトは、遠くの被写体を拡大して近場で見ているのと同じようにできる、このような魅力を持つ道具についてよくある疑問を詳しく解説しています。遠くの被写体を近くで見ることができる、クイズのようないいまわしですがこれは望遠鏡を2つ左右に並べたものと同じ双眼鏡を意味します。ただ、見るべき対象物により倍率が変わることや、その倍率とは何を指すのか、それと雨が降っているときなども利用できるのか疑問に感じていることを解決できるコンテンツになっています。

遠くのものを近くで見たい!あると便利な双眼鏡のよくある疑問を詳しく解決

双眼鏡は望遠鏡と同じ原理ですが、望遠鏡は片眼をつむり被写体を見ることになります。
そのため、つむっていた目を開けるとピントが合わなくてもつらい、このように感じる人も双眼鏡なら両目で見ることができるので便利です。
ここでは、あるととても便利な道具の一つ双眼鏡の疑問解決ができるコンテンツを用意しているので、現在双眼鏡を購入して色々なものを大きく拡大してみたい人など、参考にされると良いのではないでしょうか。

メガネをしていても双眼鏡は使えるか?

アウトドアなどで使用するだけでなく、近年ではアイドルなどのライブやコンサートなどで大活躍するアイテムに双眼鏡がありますが、この双眼鏡はメガネをしていても使用できるのでしょうか。
基本的に使用できるものには、対応できるということが明記されていて、比較的使用できるものも少なくありません。
見やすさを重視して、色んなシチュエーションに対応できるかどうかを見極めてから購入する事が一番大切で、後悔しない為にも何度も手に取ってみる必要があります。
使いやすさもポイントで、ある程度の軽いものであれば負担も少なくて便利になります。
様々なメーカーから商品が発売されていますが、初めて購入する場合は、出来るだけ一定以上の性能があるものを購入することが大切になってきます。
安価なものであれば倍率の調整もやりにくいものもあり、品質的にも安心して使用できない可能性が高いので、値段で妥協することなく選ぶことが最大のポイントです。

双眼鏡の倍率によって見える範囲はどれぐらい?

双眼鏡の見える範囲は倍率と完全に対応しています。
例えば倍率が10倍であれば、視野は10分の1になります。
倍率が100倍だと視野は100分の1まで小さくなってしまいます。
ただし、星空を観察する場合において、星空はあまりにも巨大であるため、視野が100分の1になったとしてもそれほど視野が狭くなった感覚はないかもしれません。
しかし、視野が狭い状態で腕を少しでも動かすとすぐにその影響が出てしまいます。
それを双眼鏡のブレと感じる方もいるかもしれません。
星空双眼鏡については、特定の星をじっくりと見たいのか、全体を大きく見たいのかによって倍率を使い分けることが大切です。
特定の星をじっくり見る場合であれば、倍率の高いものを使用しましょう。
距離によっては星の模様まではっきり見えることもあります。
口径の小さいものを使うと星空を大きく見渡すことができ、宇宙に飲み込まれるような感覚を得られることがありそちらも人気です。

双眼鏡でホコリが見える時の対応は?

双眼鏡を除いた時にホコリが見える時は、大抵の場合レンズに付着しているので、取り除くのが正解ではないでしょうか。
双眼鏡のレンズは表面がコーティングされているので、考えなしにゴシゴシと拭いて取り除こうとするのは厳禁です。
ホコリがついた状態で拭けば、いくら柔らかい布でも傷をつける恐れがありますから、まずはカメラ用のブロワーなどの風圧で飛ばすのが望ましいです。
息で飛ばすとつばが飛んでしまったり、息に含まれる湿気が付着するので避けたいところです。
大抵はこれで取れるはずですが、ブロワーでも取り除けない場合は粘着の弱いテープか、粘着を弱めたテープで取り除くことが検討できます。
ただ粘着による除去はレンズのコーティングを傷めるリスクがあるので、リスクを承知の上で最終手段とするのが無難です。
双眼鏡の内部に入り込んでしまっているゴミは自分では取り除けないので、分解して悪化させてしまう前に、メーカーに依頼して分解清掃してもらうのが賢明な判断ではないでしょうか。

双眼鏡のレンズのお手入れ方法は?

いつでも綺麗な写真や動画を撮影したいと考えているなら、高い金額を出して購入した双眼鏡のお手入れを抜かりなく実行する必要があります。
しかし、初めて使用する方などはどのようにしてお手入れすれば良いのか正確にわからないと思っている方も多いのではないでしょうか。


そんな悩める人のために正しい双眼鏡のレンズの手入れ方法について紹介していくと、まず用意するものはエアダスターと無水エタノールになります。


エアダスターはホコリが溜まっている箇所に噴射させると一気に汚れを吹き飛ばしてくれる効果があるので、何本かストックを買って持っておいた方が良いでしょう。


また、普通に手でレンズを磨くよりも空気を噴射させた方が傷を付けずに済むため、丁寧に取り扱い方にとっては一番良い方法になります。


次に、綿棒の先端に無水エタノールをしっかりと染み込ませてレンズを優しく撫でるようにしながら拭いていきます。
そうすると曇り防止になって更に高画質で撮影することができるようになるので、汚れが気になるのであればぜひ実行してみてください。

防水機能がついている双眼鏡はあるか?

双眼鏡を使う機会でもっと多いのが、アウトドアです。例えばスポーツ観戦なども屋外で使用されることが多い状況です。
また遠くの景色や動物園の動物を詳しく観察する時も外になります。晴天であれば問題ありませんが、雨天になると欲しくなるのが防水機能です。
構造がシンプルなので、あまり気にせず使われる人もいますが、光学系に浸水するとカビの発生や、曇りの原因になってしまうので少しでも致命傷になります。
双眼鏡を買う時に検討したい機能ではありますが、どのようなものを選べばいいかが難しいのも事実です。似たような機能として防滴というものがあります。
これは水飛沫がかかる程度であれば問題ないレベルです。雨がかかることを気にする程度であれば、これで十分と言えます。
万が一、水に浸かってしまうことを心配するなら防水機能が必要となります。程度を示すIP等級でx7に該当する場合、1mの水に10分間浸かっていても問題ないことを示しています。

双眼鏡を使う前に視度を調整しないといけない理由

双眼鏡は遠くまで見渡せて便利なものですが、目に付けてすぐにはっきりとした視野が獲得できるわけではありません。
綺麗な視界にするためには視度の調整が必要です。視度調整が必要な理由は人間の左右の目の構造にあります。
人間の左右の目は大きさや視力がそれぞれ微妙に異なっています。視力検査上は同じでも完全に一致している方はいません。
双眼鏡は両目で見ることによる立体視が特徴ですが、調整されていないと何となくぼやけたような見え方になります。
そのため、片目ずつピントを合わせていく作業が必要です。普段の生活の中で左右の違いが気にならないのは、長い間その状態で生活していて慣れているからです。
双眼鏡を付けている時間はそれほど長くないので、違和感があればなかなか慣れることは出来ません。
それぞれの双眼鏡についている説明書を見ることでどう操作すれば良いのか分かるので、購入時にはぜひともチェックしてみることをお勧めします。

双眼鏡の倍率を自由に変えられるズーム機能はある?

双眼鏡の中には、その倍率を自由に変えることができるズーム機能を持つものがあります。
一般的に双眼鏡の仕組みは切断レンズと外部のレンズの2枚によって拡大する効果を得る仕組みとなっていますが、この距離を自由に変えることでピントや倍率を調節する仕組みを持つものもあります。
このタイプの双眼鏡では様々な用途に利用することができ、近くのものを拡大して見ることができるばかりでなく遠くのものを観察することができるのも特徴です。
また、遠くのものをより大きく拡大してみることもできるため、状況に応じてこの倍率を変化させることで最適な観察を行うことができるものとなっています。
野鳥観察等の場合には野鳥が移動する状況を双眼鏡で追いかけたり、また十分に拡大して見ることが必要であることから、このズーム機能を持っているものがよく利用されます。
一般的なものの場合にはこれを調節することができないため、利用する際には注意が必要となります。

双眼鏡でみると像がぶれて見える時の対応

双眼鏡で観察しているときに像がぶれてしまう場合、様々な原因が考えられます。まずは眼幅調整を行います。
これは双眼鏡の説明書に書かれている通りに操作すれば問題ありません。次に姿勢を確認しましょう。
腕を伸ばした状態ではどうしてもブレが出やすくなります。脇を締めて腕を固定する必要があります。
それらを改善したにも関わらずぶれが直らない場合には、光軸ズレという現象が起こっていることがあります。
光軸ズレは双眼鏡自体を修理しなければ直すことが出来ません。購入したメーカーに相談してみることをお勧めします。
人間の目には光軸ズレを補正する能力があり、少しの不具合であればそれほど視野に影響しません。
ところが、疲れが蓄積している状況などでは補正の能力が低下します。それまで普通に使用できていた双眼鏡が突如としてブレ始めた場合には、観測をいったん中断して目を休めるようにしましょう。そうすることで改善する可能性があります。

高倍率の双眼鏡を使う時の固定方法は?

高倍率の双眼鏡を固定する場合には、少しの動きでも見える場所が変化してしまうため、確実に安定した状態を保つことができる方法を選ぶことが重要です。
一般的によく利用されるのはカメラなどに使われる三脚であり、この形状で最も安定して見ることができるものとなっています。
双眼鏡には様々なものがあり、近くのものを高い倍率で見ることができるものや、遠くのものをはっきりと見ることができるものなどその種類には特徴があります。
これらに共通するのは少し動いただけで見ることができる場所が大きく変化することであり、自分の手で持っていた場合は対象物をすぐに見失ってしまうと言うことも多いのですが、これは少し動かしただけで見える場所が変化してしまうことによるものです。
双眼鏡はカメラ等と異なり焦点を合わせる必要がないと言うイメージがあるため、しっかりと固定する必要がないと考えることも少なくありません。
しかし実際にはカメラと同じように高倍率の場合には手ぶれ等の問題が発生しがちであるため、これを防ぐようにすることが大切です。

双眼鏡でもある程度の天体観測はできる?

天体観測を行うときには天体望遠鏡を使用することが多いです。
しかし、天体望遠鏡はあまりにも高価であるため、気軽に購入することは難しいと言えるでしょう。
そこで双眼鏡で天体観測をするという方法があります。
双眼鏡はそれほど大きな倍率にすることが出来ませんが、一定の距離内の星であれば問題なく観察することが出来ます。
双眼鏡を使って見えるのはプレセペ星団やアンドロメダ座大銀河までであり、それよりも遠くまで見たい場合には望遠鏡が必要となります。
双眼鏡は接眼レンズと対物レンズによって倍率が決まります。
星を観察するときにはなるべく大きな倍率のものを使用する必要があります。
ただし、大きめの口径のレンズを使えば使うほど、視野は狭くなってしまいます。
その結果、星を見つけにくくなるといった問題があります。
自分の見たい天体が地球からどれくらい離れているかを調べ、それを見るためにはどんな装置が必要かを事前に知っておくことが重要となります。

双眼鏡が曇ってしまう時の対応方法は?

双眼鏡はスポーツ観戦や舞台観劇、野鳥観察などあらゆる趣味やレジャーで大活躍してくれます。
しかしメガネと同様に曇ることがあります。
特にマスクの装着時は曇りやすいようです。
最も簡単で効果的な対応方法は、メガネの曇り止め用品を使用することです。
スプレータイプやシートタイプなどさまざまな種類があります。
お好みに合わせて選んでください。
その際は双眼鏡にも使用可能なものかどうかを確認するようにしましょう。
外出前に対策をしておくのはもちろんのこと、双眼鏡と一緒に曇り止め用品を携帯しておくと安心です。
また温度差が極端な場所へ移動すると曇ります。
冬場に寒い屋外から暖房の効いた劇場に入るとどうしても曇ってしまうのです。
こちらの対策としては温度差に慣れるために、早めに入場することが挙げられます。
更に、双眼鏡と一緒に布にくるんだカイロなどを入れておくことで温度変化を防ぐことができます。
しっかり対策をして、レジャーを存分に楽しみましょう。

移動しながら手放しで双眼鏡を使う方法は?

メガネ型の双眼鏡は大変便利なアイテムです。
メガネのように装着し手放しで使用できるため、あらゆるシーンで大活躍してくれます。
例えば観劇の際、上演中ずっと双眼鏡を持っているのは辛いものです。
こんな時に使用すれば手が疲れることなく、演劇に集中できそうです。
コンサートでは双眼鏡を使用しながら、両手にうちわやグッズを持つことも可能です。
推しの姿をしっかりと見ながら、きちんと応援もできます。
両手が自由になること以外にもメリットがあります。
通常の双眼鏡よりもステージやフィールドを近くに感じられるのです。
より一層の臨場感を楽しめるので、スポーツ観戦にももってこいです。
手ブレすることがないのもいいですね。
顔にかけて使用するものなので軽量なことも利点です。
持ち運びも楽なのが嬉しいです。
ただしメガネとの併用は難しいので注意が必要です。
普段メガネをかけている方は、コンタクトレンズを装着して使用するようにしましょう。

単眼の望遠鏡よりも双眼鏡が優れている点とは?

星空の観測などで使用される単眼で見る望遠鏡と、双眼鏡の大きな違いが疲れやすさです。
人間の眼は左右でバランスを取る仕組みになっているため、望遠鏡のように片目だけを長時間使うと疲れが溜まりやすくなります。
一方、双眼鏡は実生活と同じように、両方の眼を使ってみるので長く見続けても疲れにくいのが強みです。
使いやすさと並ぶメリットとしてコストの安さもあります。
技術力の向上に伴って高性能な望遠鏡が数多く販売されていますが、その分値段は高めです。
安くても数万円、高い物になると数十万円近くする物も少なくありません。
それに対して、双眼鏡は手頃な価格設定になっています。
天体観測になど遠くを見るのに適した高性能な15倍レンズでも、10万円前後で購入は可能です。
初期費用を抑えて気軽に楽しめるのも双眼鏡ならではの魅力と言えます。
そのほか、コンパクトな形状で持ち運びがしやすく、使いたい時にすぐに準備ができるのもメリットの一つです。

暗いところでもよく見える双眼鏡の特徴とは?

双眼鏡は一般的には自然の光を利用して見ることができるものが多いため、暗い所では使用することができないものが多いものです。
しかし1部の業務用のものの中には、特殊な構造により暗い所でもよく見える仕組みを持っているものもあり、これを利用することで様々なものを観察することができるものとなっています。
野生動物を観察する場合には、光があるとほとんどの動物が寄ってこないため、特殊な双眼鏡を利用することが必要となります。
このタイプは赤外線に反応してその状況を確認することができる仕組みとなっており、暗闇でもくっきりと対象を見ることができるのがポイントです。
赤外線は熱に応じて発生するものとなっていることから、その熱の変化を見ることができるため、野生動物を観察する際には非常に効果的なものとなっているのがポイントです。
双眼鏡には様々な種類があり、その特徴を十分に理解して使用することが必要です。
暗い所でもよく見える双眼鏡は、夜間の野生動物を監視したり、その他照明を与えることができない場所で非常に効果的なものとなっています。

双眼鏡の選び方のポイントやアイレリ-フの特徴

双眼鏡は遠くのものを拡大してみることができる道具ですが、どのような目的で使うのかで双眼鏡の選び方は変わるといいます。バードウォッチングの場合は、野鳥に近づくことができる物理的な限界があるので高倍率タイプがおすすめで、距離が比較的近く移動速度が速い野鳥を観察する場合は、視野が広い10倍前後が良いといいます。なお、高倍率も8倍を超えると手振れが気になりやすくなるので、手ブレ補正機能が付いているものを選ぶと良いでしょう。スターウォッチングの場合は、暗い場所での観察でかつ星は光が淡いなどから倍率だけでなくレンズの明るさも考慮しなければなりません。 双眼鏡を長時間使用すると疲れてしまう、このような経験を持つ人も多いかと思われますが、この場合はアイレリ-フが長いものを選ぶと覗きやすくしかも長時間使用していても疲れにくい、眼鏡を装用したままで使えるなどの特徴があります。アイレリ-フは、ケラレが発生せずに見ることができる目の位置を接眼レンズ最終面からの距離です。

双眼鏡の分類!プリズム式はポロとダハの2種類がある

一口に双眼鏡といってもいくつかの種類があるのですが、プリズム式はその中の一つです。一般的な双眼鏡は、対物レンズや接眼レンズに凸レンズが採用されている関係から、そのまま覗くと像は倒立して見えためプリズムを利用して正立させる仕組みです。プリズムの形式により、ポロとダハの2つに分類され、ポロはこれを発明したイタリア人の名前を取ったもので、光学性能に優れているけれども、光軸を一直線にできないため小型化や軽量化がしにくいといいます。 ダハはドイツ度で屋根を意味するもので、光軸を一直線にできるので小型化および軽量化がしやすい、その反面光学性能を向上させるためのコストがかかるなどそれぞれにメリット・デメリットがあるようです。なお、プリズム式にもガリレオが発明したガリレイ式の双眼鏡もあります。ガリレイ式は、望遠鏡の構造を採用している双眼鏡で、接眼レンズに凹レンズを使っているのでプリズムを使わずに正立像を得ることができます。構造がシンプルなためコストを抑えることができますが、実用としては4倍程度の倍率になるといいます。

ガリレイ式の双眼鏡の特徴や使用目的を知る

双眼鏡は遠くのものを見るのにとても役立つ存在です。 双眼鏡にもガリレイ式と呼ばれるものがありますが、その特徴はよく理解していないという人も少なくありません。 ガリレイ式の双眼鏡は、凸レンズと凹レンズを組み合わせて光を拡大します。この構造により、近距離の対象物を拡大して見ることができます。像の周囲に歪みや色収差が生じやすいのが特徴です。 拡大率については、一般的にガリレイ式の双眼鏡の拡大率は低めで、通常は3倍から8倍程度です。高倍率になると歪みや色収差が気になる傾向があります。 軽量・コンパクトなことはガリレイ式の双眼鏡の良いところです。設計が比較的シンプルであるため、一般的に軽くコンパクトな特徴があります。携帯性が高く、持ち運びにも便利です。 このタイプの双眼鏡は、視野が比較的狭くなる傾向があります。また、周辺部に歪みが生じやすいため、画像の中心部分が最もクリアに見えることが多いです。 使用用途としては、ガリレイ式の双眼鏡は舞台観劇や博物館での展示物の鑑賞など、近距離の対象物を観察する際に適しています。天体観測にはあまり向いていないといえるでしょう。

双眼鏡の選び方のポイント!昼夜問わず使う場合は有効径が大きいもの

双眼鏡を使うとき、バードウォッチングや観光で遠くのものを見るときには日中がメインになりますが、夜景や星空、コンサートイベントなどのときには太陽の光はなく明るいレンズを使用している方が有利です。人によっては、バードウォッチングもするしスターウォッチングも楽しみたいなど昼夜を問わず双眼鏡を使いたい人も少なくありません。対物レンズの径が同じ場合、倍率が低いものほど明るく視野も広くなりますので、昼夜関係なく双眼鏡を使いたい人は有効径が大きく、倍率が低い7×50などが最適です。 旅行で持って行くなど携帯性も重視する場合は、有効径は30mm程度で倍率は7~10倍、手振れが気になる人は手振れ防止機能が備わっている製品がおすすめです。なお、小型タイプのズーム式双眼鏡を選ぶときには、最高倍率が低いものを比較することで利用できる範囲が広まるのでおすすめですし、スポーツ観戦や競馬・競輪などの公営競技など比較的動きが速い被写体を見るときは、視界が5度以上のスペックを持つ製品を選びましょう。

使いやすさの条件を把握して双眼鏡を選ぶことが大切

双眼鏡を選ぶとき、倍率や値段に関心が片寄りがちな人も多いかと思われますが、双眼鏡は両目で見ることで立体的で明るい視界を得ることができるメリットがあります。そのため、倍率と明るさ、それと視界の広さがバランスされたもの、このような条件を持つ双眼鏡ほど使いやすいといっても過言ではありません。有効径などは基本性能で、本体に8×30などのように表記が行われているものは8倍の対物レンズの有効径が30mmを意味します。 レンズには光の透過率を向上させる目的でコーティングが施されるのが一般的ですが、高級機になると透過率をさらに高めたり色調を整える目的で何層にもコーティングを行うマルチコーティングを施しているケースが多いといいます。一般的な双眼鏡は単焦点ですが、機種によるズーム機能が備わっている製品もあります。対物レンズの直径は22~28mmで倍率はいろいろなものが登場していますが、明るさの観点からあまり高倍率のものは避けた方が良く、25倍程度が実用的とされます。

双眼鏡に関する情報サイト
双眼鏡について知ろう

こちらのサイトは、遠くの被写体を拡大して近場で見ているのと同じようにできる、このような魅力を持つ道具についてよくある疑問を詳しく解説しています。遠くの被写体を近くで見ることができる、クイズのようないいまわしですがこれは望遠鏡を2つ左右に並べたものと同じ双眼鏡を意味します。ただ、見るべき対象物により倍率が変わることや、その倍率とは何を指すのか、それと雨が降っているときなども利用できるのか疑問に感じていることを解決できるコンテンツになっています。

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